漢字

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字源

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  • 象形。構形不詳。甲骨文字の形は、彫飾のある玉器を象ったもので、「」や「」の初文というのが定説である。この字形は「(実)」や「(画)」などにも含まれ、また金文で「琱」の意味で「周」が用いられる事があり(通仮)、その説を補佐する。金文で飾符(意味の無い記号)「」が加えられ、西周晚期に上部が「」字に類化し、楷書で「周」の形になる。[1]
  • 一説には会意。「田の中、いっぱいに米のある形」+「口」、「稠密」の「」の原字。「口」は、ものを巡らすことを意味する(説文解字、藤堂)。又、上部は周族(姫氏)の象徴である盾の象形であり、下部は神器を意味する会意で、周朝の威光から「あまねく」の意を生じ、「めぐる」の意味は仮借(白川)。

意義

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  1. 中国の王朝名。
    1. 武王がを滅ぼして建てた国。中原を中心に分権的な封建制を展開、王朝の後半は、北方民族の侵攻を受けるなどにより、宗主国としての地位を失い、各地の諸侯が勃興する春秋戦国時代を迎えたが、その文化は、諸子百家を生むなど、文化の基礎を築く時代となった。
    2. 上記王朝に因んで名付けられた中国の王朝、北周後周など。詳細はw:周 (曖昧さ回避)を参照。
  2. あまねくすみずみまでゆきとどくこと。
  3. まわるめぐるくりかえす。また、まわり
  4. 周回することを数える単位。

日本語

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発音

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名詞

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  1. シュウ)平面図形の内部外部を分ける曲線。あるが、閉曲線の性質を持つとき、その閉曲線自身。
  1. シュウ)周回を数える言葉。必ずしも正円を描いたり、角度で計測できるとは限らない。「」に置き換えられる場合がある。
    • グラウンドを三走る。
    • 糸を何も巻き付ける。
    • 回覧板が一して、また自分の所に来た。

固有名詞

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  1. 中国の王朝名。

熟語

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中国語

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名詞

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  1. まわり。周囲。
  2. (時間の単位)。七日。

動詞

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  1. 回る。一周する。

固有名詞

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  1. 中国の王朝名。

人名

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  1. 中国人ののひとつ。百家姓第5位。

朝鮮語

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名詞

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  1. 周。

固有名詞

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  1. 中国の王朝名。

人名

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  1. 朝鮮人ののひとつ。

ベトナム語

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形容詞

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  1. 周到な。

コード等

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点字

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  1. 漢語多功能字庫「周」 香港中文大学、2024年8月24日閲覧.