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悪声
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恶声
および
惡聲
も参照。
目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
翻訳
2
脚注
日本語
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発音
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(
東京式
)
あ
くせー
[àkúséé]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[a̠kɯ̟ᵝse̞ː]
(
京阪式
)
あ
くせー
名詞
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悪
声
(
あくせい
)
他人
を
不快
にさせる
声
。
男性
は
別
として、
女性
にあっては、
美婦
は
多く
悪声
であり、
醜婦
は多く
美声
であって、
顔
の
美
と
音声
の美とは
ほぼ
反比
を
なす
。(
豊島与志雄
『
録音集
』)
(
古用法
)
不吉
な
声
[
1
]
。
中夜、聞荒雞鳴、蹴琨覺曰、「此非
惡聲
也」。因起舞。(『
晋書
』
巻62
・劉琨祖逖列伝第32)
中夜
、
荒鶏
の
鳴く
を
聞き
、
琨
を
蹴り
て
覚め
て
曰く
、「
此れ
悪声
に
非ざる
なり」と。
因り
て
起ち
て
舞ふ
。
(友人の
劉琨
(りゅうこん)
と同室に寝ていた
祖逖
(そてき)
は)
夜中
に
鶏
が鳴くのを聞くと、劉琨を蹴り起こし、自らも目覚めて言った、「(
世人
は夜中の
鶏鳴
を
凶兆
として恐れるが、)これは
悪声
ではない」。そして立ち上がると
剣舞
の
修行
を始めた。
(
古用法
)
良く
ない
噂
。
悪評
[
1
]
。
悪名
。
惡聲
至、必反之(『
孟子
』
公孫丑章句上
)
悪声
至ら
ば、
必ず
之
を
反
(
かへ
)
す。
悪口を言われれば、必ず
仕返し
をする。
悪声
が
四辺
に
満ちる
ほど
、
私
達
は
ますます
強く
結ばれ
た。(
高村光太郎
『
智恵子の半生
』)
(
古用法
)
淫ら
な
音楽
。
伯夷目不視惡色、耳不聽
惡聲
。(『
孟子
』
万章章句下
)
伯夷
目
に
悪色
を
視
ず、
耳
に
悪声
を
聴か
ず。
伯夷は(潔癖な人物で、)淫らな
美女
を見ることも、淫らな音楽を聴くこともなかった。
翻訳
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(語義1)
英語:
abrasive
voice
(語義2)
英語:
inauspicious
voice
(語義3)
悪名
— 「
悪名#翻訳
」を参照のこと
(語義4)
英語:
ithyphallic
music
脚注
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↑
1.0
1.1
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面33ページ、デジタル29ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954645/29