草
漢字 編集
草
字源 編集
- 形声。「艸」+音符「早」。「くさ」(cǎo)を意味する字は本来「艸」であり、「草」は「どんぐり」(zào)を意味したが、のちに「草」が「くさ」を意味するようになり、「どんぐり」の意味には「皁」(「皂」)を用いるようになった。
意義 編集
日本語 編集
発音 編集
名詞 編集
- (くさ)草本植物の総称。特に、どこにでも容易に生え、食用等にあまり役に立たないものをいう。
- (くさ)[中世末から近世] 忍者。少人数で敵地に侵入し偵察や襲撃を行なう部隊。
- (くさ)略式。形態が本格的ではなく、簡略化されていること。接頭辞的に用いられる。
- 草競馬 / 草野球
- (くさ) (インターネットスラング) 「(笑)」の代用表記としての「w」の別称。また笑うこと。
- 草を生やす、草が生える(=「w」をたくさん書く、大笑いする)
派生語 編集
熟語 編集
中国語 編集
- ローマ字表記
語源 編集
名詞 編集
cǎo
- くさ。
人名 編集
Cǎo
- 中国人の姓のひとつ。
熟語 編集
朝鮮語 編集
- ハングル: 초
- 音訓読み: 풀
- 文化観光部2000年式: cho
- マッキューン=ライシャワー式: ch'o
- イェール式: cho
名詞 編集
熟語 編集
ベトナム語 編集
名詞 編集
- くさ。
コード等 編集
- Unicode
- 16進: 8349
草
- 10進: 33609
草
- 16進: 8349
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 44406
- 倉頡入力法 : 廿日十 (TAJ)
点字 編集
脚注 編集
- ↑ 『貞山公治家記録』巻之三、天正17年3月12日条の伊達政宗書状抄。平重道編『伊達治家記録』(宝文堂、1972年)1の370頁。