一富士二鷹三茄子
日本語
編集成句
編集一 富 士 二 鷹 三 茄 子 (一富士・二鷹・三茄子、一・富士・二・鷹・三・茄子 いちふじ にたか さんなすび)
由来と派生
編集江戸時代中期の1733年(享保(wp)18年)に江戸で刊行された『悉皆世話字彙墨宝(しっかい せわ じい ぼくほう)』(中村平五三近子)に、駒込富士神社にまつわる初夢の縁起物を詠ったものとして掲載されている川柳(wp)「駒込は 一富士二鷹 三茄子」が初出(文献上最古の記述)であるが、「一富士二鷹三茄子」を紹介する文献は同時代に数多く見られ、その中でこの時代より前(江戸時代初期説あり)に広く流布していたことが解説されている。
そして、これを原形としてのちに続きが作られた。それらのうちで「一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭」が最もよく知られているが、地域と文献によって異なる数種類が今に伝わる。
関連語
編集- 一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭(いちふじ にたか さんなすび しおうぎ ごたばこ ろくざとう)
- 初夢(wp)
- 縁起物(wp)