- (東京式) きょーてんどーち [kyòótéńdóꜜòchì] (中高型 – [5])
- IPA(?): [kʲo̞ːtẽ̞ndo̞ːt͡ɕi]
驚天動地 (きょうてんどうち)
- 天を驚かし、地を動かす。大いに世上を驚かすこと[1]。
白居易「李白墓(李白の墓)」(『白氏文集』巻17所収)
- 【白文】
- 採石江邊李白墳
- 遶墳[2]無限草連雲
- 可憐荒隴窮泉骨
- 曾有驚天動地文
- 但是詩人多薄命
- 就中淪落不過君
【現代語訳】
- 采石磯の突き出た長江の辺に李白の墓がある。
- 墓の周囲には果てしなく草が茂り、雲にまで続いているかのようである。
- ああ、この荒れた塚の下に眠る骨が、
- かつては天地を揺るがすほどの詩文を作ったのだ。
- あらゆる詩人は不幸なものだが、
- 中でもあなたほど落ちぶれた者はいない。
驚 天 動 地 (ピンイン:jīngtiāndòngdì 簡体字:惊天动地)
- 世を動かすほどのこと。
- ↑ 下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第8巻、1935年2月24日、紙面202ページ、デジタル107ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873377/107
- ↑ 「墳」の字は、底本では「田」。『[[w:新釈漢文大系|]] 白氏文集 第4冊』([[w:明治書院|]]、1990年)60頁に従い、意味が通るよう改めた。