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一朝
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目次
1
日本語
1.1
名詞
1.1.1
発音
(?)
1.1.2
関連語
1.2
副詞
2
脚注
日本語
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名詞
編集
一
朝
(
いっちょう
)
或
(
あ
)
る
朝
[
1
]
。
彤弓弨兮 受言藏之 我有嘉賓 中心貺之 鐘鼓既設
一朝
饗之(『
詩経
』小雅・南有嘉魚之什 5 彤弓)
彤弓
(
とうきゅう
)
弨
(
せう
)
たり
受け
て
言
(
ここ
)
に
之
を
藏
(
をさ
)
めむ
我
に
嘉賓
有り
心
之を
貺
(
よみ
)
す
鐘鼓
既に
設け
一朝
まで
之
を饗せむ
朱塗りの
弓
は
弦
を
緩め
て
反り返っ
ている。
天子
から
賜っ
たこの弓を
宗廟
に
納め
(、受けた
名誉
を
祖霊
に報告し)よう。私の
許
(
もと
)
に祖霊が
賓客
として
降臨
し、私の心はこれを喜ぶ。
鐘
や
鼓
を用意して、朝まで祖霊をもてなそう。
一朝
めざむれ
ば、
わが
身
は
よるべ
なき
乞食
であった。(
太宰治
『
ダス・ゲマイネ
』)
短い
時間
。
人
は
愛情
を
裏切ら
れた
時
、
一朝
にして
虚無
思想
家となる。(
国枝史郎
『
銀三十枚
』)
兎も角
非常
の
大火
で、
金匱
石室
の
蔵
が
一朝
烏有に帰し
たのは
誠に
残念
である。(
狩野直喜
『
日本国見在書目録に就いて
』)
朝廷
全体
の
人
。
満朝
[
1
]
。
発音
(
?
)
編集
いっ↗ちょー
関連語
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成句:
一朝一夕
、
一朝の怒りに其の身を忘る
副詞
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一旦
[
1
]
。
ひとたび
。
わし
の
荒稽古
一つ
受けら
れん
奴
が、
一朝
事
の
あっ
た
時
、
馬前
の
役に立つ
もの
か。(
直木三十五
『
寛永武道鑑
』)
脚注
編集
↑
1.0
1.1
1.2
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第1巻、1915年10月8日、紙面266ページ、デジタル146ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954645/146