風
風
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字源
編集- 形声。「虫」(蛇、竜) + 音符「凡」を合わせた字で、「かぜ」を起こすと見なされた蛇が原義(「虹」も同様で意符が「虫」)。「凡」は「盤」の原字で、盥盤の側面の象形。「虫」に代えて「鳥」を用いた文字が「鳳」であり、両方とも「かぜ」の使いとされた。
- 古くは頭子音 pl- をもち、l の残った語が嵐である。
意義
編集日本語
編集名詞
編集- (かぜ)空気の流れ。
- (かぜ)ある勢力の勢い
- (フウ)風習。気風。慣習。雰囲気。
- 江戸の風を伝える屋敷。
- (フウ)風体。恰好。
- 僧侶の風をなす。
- (フウ)様子。ふり。
- 家でもだらけた風をしない。
- 知らないふうを装う。
- (フウ)性向。性格。傾向。きらい。
- 狷介の風がある。
- (フウ)体裁。聞こえ。
- 風が悪い。
- (フウ)様態。感じ。
- そんなふうに言う。そんなふうに思えた。
- かつおぶしはどういうふうに選択し、どういうふうにして削るか。(北大路魯山人『だしの取り方』)
- 映画における音楽の位置をうんぬんするとき、だれしも口をそろえて重大だという。/なぜ重大なのか。どういうふうに重大なのか。だれもそれについて私に説明してくれた人はない。(伊丹万作『映画と音楽』)
- 誰かに紹介をして貰ふつもりだつたが、それよりも直接にお庭拝見といふふうに名刺を通じた。(室生犀星『名園の落水』)
翻訳
編集接尾辞
編集関連語
編集熟語
編集中国語
編集- ローマ字表記
名詞
編集人名
編集- 中国人の姓のひとつ。
朝鮮語
編集- ハングル: 풍
- 音訓読み: 바람 풍
- 文化観光部2000年式: baram pung
- マッキューン=ライシャワー式: baram p'ung
- イェール式: baram phung
熟語: 朝鮮語
編集ベトナム語
編集コード等
編集- Unicode
- 16進: 98A8
風
- 10進: 39080
風
- 16進: 98A8
- JIS X 0208(-1978,1983,1990)
- 四角号碼 : 77210
- 倉頡入力法 : 竹弓竹中戈 (HNHLI), 竹弓一中戈 (HNMLI)
点字
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