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鎮座
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
由来
1.3
動詞
1.3.1
活用
1.3.2
関連語
日本語
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発音
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(
東京式
)
ち
んざ
[chíꜜǹzà]
(
頭高型
– [1])
IPA
(
?
)
:
[t͡ɕĩnd͡za̠]
名詞
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鎮
座
(
ちんざ
)
神霊
が
一定
の
場所
に
鎮ま
り
留まっ
ていること。
丁寧語
では
御鎮座
(ごちんざ)
。
[
狭義
]《
神道
》
神
の
土地
を
定め
て
祀る
ことや、神霊がその
地
に
降り立ち
鎮まる
こと。
例文 :
播磨
名所
巡覧
図会
には「
正一位
小
刑部
大明神
(wp)
(wp)
(wp)
は
姫路城
(wp)
内
の
本丸
(wp)
に
鎮座
、
祭神
(wp)
二座、
深秘
の神とす。」とある。(
岡本綺堂
『小坂部伝説
[1]
』)〔
1925年
〕
また、
語意
は
大き
く
異なる
ものの「神霊が鎮座すること」と「
神社
の
創建
」は
結果
的
・
現象
的
同義
となるため、「
当地
には○○神社が鎮座する」
など
といった
慣用
表現
が
成り立つ
。
人
や
物
が
どっしり
と場所を
占め
ていることを、
多少
揶揄
(やゆ)
の
気持ち
を
籠め
ていう
語
。
例文 :
しばらく
は
路
が
平
(たいら)で、右は
雑木山
(ぞうきやま)、左は
菜の花
の見つづけである。足の下に時々
蒲公英
(
たんぽぽ
)を踏みつける。
鋸
(
のこぎり
)のような
葉
が
遠慮
なく
四方
へのして
真中
に
黄色
な
珠
(
たま
)を
擁護
している。菜の花に
気
を
と
られて、
踏みつけ
た
あと
で、
気の毒
な
事
をしたと、
振り向
いて
見る
と、黄色な珠は
依然
として鋸の
なか
に
鎮座
している。
呑気
なものだ。(
夏目漱石
(wp)
『草枕
[2]
』)〔
1906年
〕
丁寧語「御鎮座」も
使
える。
由来
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初出
は『
日本書紀
(wp)
』(「鎮
坐
」)で、
和製漢語
(
※
言語学
者
・
森博達
)。
動詞
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活用
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活用と結合例
鎮座-する 動詞活用表
(
日本語の活用
)
サ行変格活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
仮定形
命令形
鎮座
し
せ
さ
し
する
する
すれ
しろ
せよ
各活用形の基礎的な結合例
意味
語形
結合
否定
鎮座しない
未然形 +
ない
否定(古風)
鎮座せず
未然形 +
ず
自発・受身
可能・尊敬
鎮座される
未然形 +
れる
丁寧
鎮座します
連用形 +
ます
過去・完了・状態
鎮座した
連用形 +
た
言い切り
鎮座する
終止形のみ
名詞化
鎮座すること
連体形 +
こと
仮定条件
鎮座すれば
仮定形 +
ば
命令
鎮座しろ
鎮座せよ
命令形のみ
関連語
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(尊敬語)
鎮座
まします
。