日本語編集

発音(?)編集

  • 東京式アクセント:ヒ↗ラ↘ク
  • 京阪式アクセント:↗ヒラク

語源編集

  1. ヒロアク(広明)、ヒロハレク(広晴来)
  2. ヒラアク(平明)

動詞編集

ひらくく・く】

  1. (自動詞) 閉じているもの、かたまっているものなどが、ひろがるのびる
    1. つぼみがほころぶ。花が咲く
      • 花ひらく
  2. (自動詞) はじまる
  3. (自動詞) 晴れる快くなる、さわやかになる。
  4. (自動詞) さかんになる。よくなる。
    1. 人智が進む。文明にが発展する。
  5. (自動詞)いみことば》戦闘において、撤退する、退散する。
    1. 宴や会合を終了して解散する。おひらきになる。
  6. (自動詞) (距離、年齢、順位、値段などに)隔たりが生じる。差が大きくなる。
  7. (他動詞) 閉じているもの、かたまっているものなどを、おしあけるときはなつ。取り放す。明ける
    1. 扉や門を通れる状態にする。
      • 正門をひらく
    2. 目口や手足を広げる
      • 腕をめいっぱいにひらく/すべての指をひらくとじゃんけんのぱあの形
    3. 閉鎖した場所を自由に行き来できるようにする。
      • 一般にも門戸をひらく
    4. 他人に心を通わせて交流できるようにする。
      • 心をひらく
    5. 障害を取り除く。導き通させる。流通させる。
      • 血路をひらく
  8. (他動詞) ひろげるのばす
    1. 本などを読むために中身が見える状態にする。
    2. 魚の調理において、背中あるいは腹から包丁を入れて広げる。
  9. (他動詞)いみことば割る砕くなどの婉曲表現。
  10. (他動詞) 酒を飲み干して杯をからにする。
  11. (他動詞) (数学) ある式またはある数のn乗根を求める。開方する。
  12. (他動詞) (数学) 括弧のついた数式を、括弧がついていない数式に変換する。展開する。
  13. (他動詞) 漢字で書くことができる言葉を平仮名で書く。漢字で書かれている言葉を平仮名に変更する。
    • 漢字を開く
  14. (他動詞) ものごとをはじめる
    1. 会合を開始する。開会する。
      • 今から会議をひらく
    2. 店などで、その日の営業を開始する。
    3. もよおす。場を設ける開催する。おこなう
      • 懇親会をひらく
    4. 都市、政府、商売、学説などを、新たに興す
    5. 掘り起こす開墾する。開拓する。
      • 森をひらく
    6. 盛んにする。栄えさせる。晴らす。
  15. (他動詞) 解き明かす。
    1. 明らかにする。
    2. 解く。排する。

活用編集

対義語編集


古典日本語編集

発音編集

四段活用編集

三拍動詞二類

平安時代編集
ふぃら↗く
南北朝時代編集
ふぃ↘ら↗く
室町時代編集
ふぃ↘らく
江戸時代編集
ひ↘らく

下二段活用編集

四拍動詞二類

平安時代編集
ふぃらく↗る
南北朝時代編集
ふぃら↘く↗る
室町時代編集
ふぃら↘くる
江戸時代編集
ひら↘くる

動詞編集

ひらくく】

  1. ける。ひろげる。
  2. あきらかにする。解明する。
  3. (いみことば)げる。撤退する。退散する。
  4. 良い状態にする。繁栄させる。
ひら-く 動詞活用表日本語の活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ひら

ひらく【開く】

  1. く。ひろがる。
  2. (花が)く。
  3. はじまる。こる。
  4. 良い状態になる。繁栄する。
ひら-く 動詞活用表日本語の活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ひら くる くれ けよ

諸言語への影響編集

参考編集

  • 初版の定義は 上田万年松井簡治『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第4巻、1919年12月18日、紙面553ページ、デジタル229ページ、全国書誌番号:43022818、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 954648/229 より