も参照。

漢字

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字源

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金文 甲骨文字 金文

簡帛文字

小篆

流伝の古文字
西周

戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

意義

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  1. きのと。十干の2番目。
  2. (語義1より)つぎの、二番手の。(例)乙種
  3. 木々植物地面突き破っているさま。
  4. 工尺譜の音階の一つ。西洋音楽のの音にあたる。
  5. の両脇から尾端にかけての
  6. 」の同字(『漢語大字典』掲載)。
  7. 𠄌」の同字(『滑稽列伝注』掲載)。

日本語

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発音

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名詞

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(きのと)

  1. きのと十干の2番目。

形容動詞

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(おつ)

  1. かわりばえがし、があるさま。
    • 次は、肉を刻み油でいため、蕃茄羹トマトじるをかけたものだ。これも、である。(佐藤垢石『たぬき汁』)〔1941年〕[1]
    • 「オッ。なことを云うじゃないか。源次にしては上出来だ」(坂口安吾『町内の二天才』)〔1953年〕[2]

略語

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(おつ)

  1. (インターネットスラング) おつかれさまの略。

用法

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単に相手をねぎらうために用いられることもあれば、相手を特定の立場にあるものだと決めつけて、あしらうために用いられることもある。

造語成分

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  1. 若いの。(例)乙女おとめ乙子おとご乙姫おとひめ

熟語

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関連語

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十干

文字 五行
コウ きのえ
オツ きのと
ヘイ ひのえ
テイ ひのと
つちのえ
つちのと
コウ かのえ
シン かのと
ジン みずのえ
みずのと

タイー語

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*

熟語

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中国語

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*

名詞

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  1. (音楽) 工尺譜の音階の一つ。西洋音楽のの音にあたる。
  2. (音楽) 粤曲の音階の一つ。

接頭辞 

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  1. (有機化学) 炭素数2個のアルカンエタン)、アルケンエテン)、アルキンエチン)、アルキル基エチル基)等に関する接頭辞、IUPAC命名法における、eth-etho-ethyl-に相当。

動詞

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  1. (呉語、金華語)与える
  2. (呉語、金華語)嫁ぐ
  3. (呉語、金華語)修理する。

人名

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  1. 中国人ののひとつ。

朝鮮語

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*

名詞

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  1. きのと
  2. 二番目。

熟語

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吏読

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  1. 【助詞】/

チワン語

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ローマ字表記

  1. 𰁷」の同字
  1. 序数を表す語句。
  1. 𠯲」の同字
  1. 𮚲」の同字
  2. 𮛁」の同字
  1. 𬦈」の同字

ブイ語

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  • ローマ字表記

名詞

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  1. の目の)
  2. 葡萄

ベトナム語

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*

形容詞

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ắc

  1. 充分な。

ít

  1. 少ない足りない。

út

  1. 最年少の。

副詞

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ắt

  1. (文章語) 確かに。

ngắt

  1. 非常に、きわめて。

コード等

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点字

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  1. 青空文庫(2006年11月19日作成)(底本:「日本の名随筆59 菜」作品社、1997年5月20日第8刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46519_25613.html 2018年3月17日参照。
  2. 青空文庫(2009年4月19日作成)(底本:「坂口安吾全集 14」筑摩書房、1999年6月20日初版第1刷)http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42959_34964.html 2018年3月17日参照。