属
属
字源
編集意義
編集日本語
編集発音
編集- (ゾク) 部下。従者。
- (ゾク) 仲間。同類。
- (日本史) (さかん) 日本の律令制における四等官(長官〈かみ〉・次官〈すけ〉・判官〈じょう〉・主典〈さかん〉)の第四位である主典のうち、職・寮・坊(春宮坊(wp))での官職名。
- (日本史) (ゾク) 明治時代の官制で、各官庁の下級の補助文官。判任官(wp)。
派生語
編集名詞・接尾辞
編集- (分類学) (ゾク) リンネ式階層分類体系(w:en. リンネ(wp)式階層分類体系)の生物学的生物分類(wp)における基本的階級の一つ。正確には、かかる階級の学名(ラテン語形の斜体表記が国際規約) "genus " に対応する和名(英語では "genus" 〈規約なし〉)。
- 基本階級上位は「科」、基本階級下位は「種」。ただし、細分化の進んだ階層分類では、補足接頭辞と補足階級、および、無名のクレード(正式名称未定の系統群(wp))が置かれることも多い。具体的には、科と属の間に、亜科、族と亜族(動物に限る)、連と亜連(植物と細菌に限る)、属と種の間に、亜属、および、節(植物に限る)が置かれる場合があり、無名のクレードはそれが必要であればどこにでも置かれる可能性がある。
- 「属名」(wp)と「種名(wp)」も参照のこと。
- 用法 :「アラビア数字+属」で、属の数を表す。一方で「漢数字+属」は、現在は用いられない(昭和前期以前には、例えば「一科五属九種」などとも記したが、今は記さない)。
- 派生語 :タイプ属(模式属)(wp)。亜属。
翻訳
編集熟語
編集中国語
編集- ローマ字表記
動詞
編集- 属する。
- (干支)~年である。